机庭球氏作「新月の塔」をプレイ

ダンジョン(実際は塔)探索型のシナリオ。
ストーリーは無いに近いんですが、仲間が5人捕らえられ、一人ずつ救出していくという形式が取られています。たくやん氏の「最後の聖戦」が近いですが、これまでになかったタイプではないでしょうか。
左のキャラから仲間に加入していくので、プレイする前に、活躍させたいキャラ順に、左から並べていくのがいいかもしれません。
ストーリーはともかく、ダンジョンとリドルの作りこみがすばらしい。雰囲気としては、Adan Molan氏の「Derivation 〜発端〜」のような具合かな。
リドルの難易度がうまく調整されていて、詰まることが無いので、テンポよく楽しめました。
バトルバランスもよくできていて、レベル5で挑戦しましたが、ハラハラする戦闘を楽しめました。
(ちなみに塔一階で一度全滅しました……だって、機甲の兵士が3ターン連続で穿鋼の突きを使ってくるんだもん)
全体的にユーザフレンドリーで、プレイヤーが詰まらないように、あるいは要所でセーブできるように十分考慮されていたのが好印象でした。
探索&戦闘シナリオとしては最優秀クラスの作品なので、みなさんもプレイしてみてください。


ついでに、なんか終盤、みょしだ氏の「判決の時」を思い出しました(笑)