SPCWの反省

徐行氏がブログでSPCWを痛烈に批判していますね。
書かれていることは過激ですが、あながち的外れな内容ではないと思います。
結局のところ、徐行氏が述べるところの「崩壊」というものは、SPCW創設時の「考えの至らなさ」が原因だと考えていいでしょう。


氏は最後に、
(SPCWが)今回の出来事を反省し、責任を取れる組織となるのだろうか?
と、反省を促す文言で締めくくっています。
ただ、SPCWはこれまで多数の問題を抱えていたものの、目に見える挫折となって現れたのは、まだ今回が初めてです。
結成時からこれまでの活動を振り返れば、何が問題だったか分かってくるでしょうし、それを顧みてこれからの活動に生かして行き、徐々に成長していって欲しいというのが本音です。


さて、これまでのSPCWの活動について、何が問題だったのでしょうか。
SPCWの活動は秘密主義のベールにくるまれているものの、一般ユーザーにも何かしら「崩壊」の原因が見えてきます。それをいくつか挙げつつ、具体的な改善策を考えてみましょう。


1.権限が一極集中していた
権限が如月代表1人に集中していたため、トップが動けなくなると機能が麻痺してしまいました。
これを解消するために、SPCW内で権限をより共有できるシステムを目指すべきです。
この点に関してはウェブリケーションやセキュリティーなどの難しい問題が絡んでくる可能性があるので、きちょうじには詳しくは分かりません。
転ばぬ先のなんとやらだ…常にリスクの分散は怠らない…!


2.連携・連絡が不十分だった
大事なときに連絡がとれなかったり、最悪消息不明になるメンバーがいました。
これを解消するため、頻繁にメールのやりとりをしたり、定例会合を開くなどして、常にメンバーの連携を確認・強化しておくことが必要です。
加えて、携帯電話のメールを交換しておき、常に連絡を取れる状態を維持できれば最高でしょう。


3.引退・撤退を考えてなかった
これは徐行氏のブログにも書かれていたことです。結成当時は、まさかメンバーの多くが2年で事実上の活動停止に陥るとは予測していなかったでしょう。
これを解消するために、任期(1〜2年)を定めるのがいいでしょう。
任期満了ごとにSPCW継続の意思があるかどうかを確認し、継続の意思がない、または連絡が取れないという時にはSPCWから除名し、それに応じて随時新規メンバーを募集するという方法をとるのが良いと思います。


SPCWは「公式ファンサイト」の名前を掲げる限り、少なからぬ責任があると思います。
ロードリヴァー氏がブログ内で、「群雄割拠の時代に突入する」という表現を用いていますが、SPCWにはこれからも、「公式」の名に恥じないCW界の中心となる存在として活動を行っていって欲しいものです。